HACCP対応の安心・安全な工場|淡路島でなまこの養殖、仕入れ、出荷
創業百余年の歩み
大正10年(1921年)
初代・品川 政吉が、
海産物仲卸業を始める。
なまこの可能性に着目し、
干しなまこの生産技術を確立。
その技法は現代まで引き継がれている。
大正から昭和初期にかけて使用していた台帳とそろばん。台帳からは当時の商売の様子がうかがえる。
昭和13年(1938年)
ニ代目・品川 国雄によって、
鮮魚・活魚運搬船新造、
阪神・関東方面への
本格的流通を開始する。
昭和25年(1950年)
塩干物・海産物加工業務を開始。
昭和51年(1976年)
三代目・品川 拡朗によって、
「品川水産株式会社」設立。
平成15年(2003年)
四代目・品川 佳之が
直接対外貿易業務を開始。
平成23年(2011年)
弘前大学農学生命科学部、
吉田渉助教授との共同研究により、
なまこの孵化養殖に成功。
また、本格的に干しなまこの
中国輸出を行う。
平成31年(2019年)
より安心安全な商品をお届けするために、
HACCP対応の工場を新設。
令和3年(2021年)創立百周年
淡路の地に根付き百余年。
そして、もう百年を目指す。
「品川水産株式会社」は、ありがたいことに淡路島の皆様方に支えられ、令和三年に創業百年を迎えることができました。今日までご贔屓にしてくださった全てのお客様、漁師様、取引先様に感謝申し上げます。
百周年の記念として、智積寺境内の湊港を望む場所に、この地への感謝と全ての海からもたらされる生命に鎮魂と敬意の願いをもって、魚介供養碑を建立いたしました。多くの方にご覧いただければ幸甚です。
南あわじ市松帆叶堂感応寺 方位石
品川水産の取り組み
島内最高級水準HACCP対応の自社工場
質が良いというのは美味しさはもちろん、安全性を保証できるものでなければなりません。
安心安全な商品をお届けするために、衛生管理の高い水準が求められる中、
弊社では、“HACCP(危害要因分析・重要管理点)”の基準を満たす工場を2019年に新設しました。
スタッフへの徹底した衛生管理から必要な設備の設置まで、
皆様に安心してご購入いただけるように努めています。
加えて、取り扱う食材は信頼のおける生産者さんや漁師さんから仕入れることを徹底。
美味しさを追求することは勿論ですが、自信をもって安心安全な商品づくりに取り組んでいます。
仕入れから出荷まで自社完結
弊社では、食材の仕入れから出荷まで一貫し、責任を持って対応。
もちろん合間には必ず手作業を入れ、人の目や手で確かな品質を保つことも大切にしております。
専門の職人がしっかりと細部まで確認することで、淡路の良質な幸をご提供することが出来るのです。
生産者様との繋がりを
より良い商品を多くの方にお届けするためには、漁師さんや農家さんの協力が欠かせません。
季節外のオフシーズンであっても、製造方法次第では、
様々な水産物や農産物をより美味しく加工して世に出すことができるもの。
そのために、一つの開発に何年もかけることもあります。
これからも美しい淡路の島を守り、世界中の人に淡路の美味をお楽しみいただくためにも、一切妥協せず、挑戦し続けてまいります。